東日本大震災に遭われた方々、ご家族の皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復興をお祈り申し上げます。
昨年は未曾有の大震災のため、皆さまには大変なご心配をおかけいたしました。また、多くの皆様方から暖かい義捐金、義捐物資を賜わりましたことを心から感謝申し上げます。 昨年度も多くの行事を予定しておりましたが、前半は全く行事を行なうことが出来ませんでした。 行事どころか通常稽古もままならない日々が続きました。 こんな時に合気道の稽古などしていていいのかと何度も自問自答いたしました。 しかし、こんな時だからこそ合気道が必要なのではないのかとも思い、大げさに言えば心は乱れに乱れました。
多くの塾生から「道場の再開はいつ?」という声も聞かれ始め、思い切って3,11から2週間以上経過した27日に専門道場(本部・利府道場/仙台南道場)の稽古を再開いたしました。利府道場はかなり被害がひどく、壁にはアチコチと亀裂が入ったままでした。また強い余震が何度も襲い、稽古中も揺れがたびたび起こりました。 市ガスの復旧はありませんでしたが、幸いにも道場はプロパンガスでしたので、その点は助かりました。しかし、強い余震のため利府道場は時々水道が止まり大変な思いをいたしました。 稽古に来ている塾生の中には自宅が断水したままの人もおり、道場で水が出る時には、稽古が終わった後希望者にはシャワーを浴びてもらいました。また水を持ち帰ってもいただきました。 各地の公の武道館は使用が出来ず、とりあえず稽古に来られる塾生はどこの所属でもいいから、開いている道場に稽古にきてくれるよう呼びかけました。
15ヶ所の教室のうちしばらくは3教室のみの再開でしたが、代替として中学校の武道館をお借りしたりしながら、徐々に復興してまいりましたが、原町教室、亘理教室、名取教室の3ヶ所は年が明けた今でも使用できず休会のままであります。 震災前の塾生500名が、現在は320名となってしまいました。それでも内陸部はかなり復興してまいりましたが、沿岸部はまだまだ大変な状態が続いています。 このような事態においても、自分の出来ることをしていくしかありません。いやむしろ、合気道の稽古を続けているからいつでも稽古に来て癒していただければいいのではないかと思っています。 被災直後、道場が再開し稽古が出来ることが嬉しい、ありがたいと言う言葉を何度耳にしたことでしょう。
本年は合氣道神武錬成塾にとっても復興元年の年にしたいという思いでいっぱいです。塾生の皆さまとともに、淡々と目標に向かって進んでまいりたいと思います。
さらなる塾生皆様方のお力添えをお願い申し上げます。
合氣道神武錬成塾の五大基本方針
- 一、一人でも多くの人に合気道を!
- 一、合気道を通して世の中に貢献を!
- 一、合気道を通して日本の伝統文化を!(学ぼう、守ろう、伝えよう)
- 一、合気道を通して日本人の心を!(とりもどうそう)
- 一、合気道を通して日本人としていかに生きるべきかを!(考えよう)
合気道 神武錬成塾 塾長 白川 勝敏
- 昭和22年1月徳島県に生まれる。
- 徳島県立池田高等学校を経て明治大学商学部商学科入学。
- 合気道創設者、植芝盛平翁に直接指導を受けられた小林保雄師範(合気道小林道場道場長・合気会八段)が監督を務められる明治大学体育会合気道部にて合気道を学ぶ。
- 合気道部在学中は主将として活躍。
- 昭和62年10月…泉武道館にて指導を始める。
- 平成12年 4月…合氣道神武錬成塾を創設。
- (財)合気会宮城県支部支部長
- 宮城県合気道協会副会長
- 東北合気道連盟副会長
- 泉区合気道協会会長
- (財)合気会 合気道七段


大学2年生の春合宿の後・同期生と 大学4年生の夏合宿・中央は小林保雄先生 

中央は小林先生、左は追分師範、右は塾長、隣は鹿内師範 岩間神社で開祖と明大合気道部員、前列右から2番目が塾長 

合宿中の剣対杖の稽古中 仙台南道場にて小林保雄先生と - 徳島県立池田高等学校を経て明治大学商学部商学科入学。